「アドラー心理学」との出会い
子育てと並行して、年齢も中堅になり、仕事でも部下やチームのマネジメントを任せられるようになってきた数年前から、「人間関係」についての悩みが多くなってきました。
そんな時に出会った一冊の本
「もしアドラーが上司だったら(小倉広著)」
実際にはAmazonのAudibleで運転しながら聞いたのですが、全12章が全て目からウロコの内容で、あっという間に聞き終わってしまいました。章ごとに課題が与えられており、主人公がその課題をクリアして成長しているという内容なのですが、「これは自分も一つずつ試してみる価値があるぞ!」と、1か月に1個ずつ試していきました。内容はまた少しずつ紹介していきますね。
すると、人間関係に関する悩みが少しずつ減っていったというか、自分自身の考え方次第で、相手の見方が変わるんだ、ということに気づいていきました。
アドラー心理学に興味津々になり、次に
「嫌われる勇気(岸見一郎著)」→「幸せになる勇気(岸見一郎著)」
とアドラー心理学に関する本を数冊読んで(聴いて)いきました。
アドラー心理学と子育て
すると、
アドラー心理学は子育てにもつながる、というか、「もともと子育てから始まった?」というような記載がありました。
特に、
- 「人間を上下の関係ではなく、横の関係でみること。年齢やその他のどんな要素も関係なく。」
- 「他者を無条件で信頼すること」
というような考え方は、とても印象に残り、それ以降、子どもを一人の人間として信頼し、できるだけ対等な立場として接するように心がけることから始めました。
すると、「子どもを自分が育てる」というある種のプレッシャーがなくなり、「子どもが自分で成長するのをサポートする」という考え方に変わっていきました。
もちろん子どもなので、やってはいけないことや危険なことは伝えなければいけません。
また、自分で成長するためのヒントやチャンスは与えるようにしなければなりません。
ただ、それが面白いんです!
子どもの行動にも、ひとつひとつ「目的」があり、「考え方」があるんです。それが正しいか、判断できるほど親も経験や知識があるわけではないでしょう。そもそも、自分の知っていることが本当に正しいのか?すべてなのか?と疑問を持つようになりました。
子どもの意見や行動を受け入れがたい時は、親としてというより、一人の人間として「とうちゃんはこう思うけど、どっちが良いかな?」という接し方を心がけています。
「これはこう!」「言うことを聞きなさい!」と言ってしまった方が、その時一瞬は早いでしょうが、やっぱりそれでは子どもの成長にはつながりません。
まずは
- 子どもを対等な立場として見る
- 子どものことを信頼する
この二つが大きな柱になるかなと。。。
と、つらつら書きましたが、何冊か本を読んだだけで、学術的にしっかりと勉強しているわけではなく、自分なりの解釈も入りまくっているので、アドラー心理学に詳しい方には「それ、違うくね??」という内容も多々あるかと思います。すみませんがご容赦くださいm(__)m
拙い文章読んでくださり、ありがとうございます!
コメント